資料室

人生という名の川

River of Life

ベニグナ

Benigna

人生の川が、ナイフのようにまっすぐに流れ、
曲がりくねることも、滝のように流れ落ちることもないなら、
川を泳ぐ人は、この旅を束縛であるかのように感じ、
自分が求めていた旅とは、まるで違うと思うことでしょう。
ご存知のように、川が川であるためには、
さざ波と急流と岩が必要なのです。
この川を泳ぐ人は、それらに出会い、何とかして打ち勝ち、
次に、さらに多くを探し、乗り越えるべきなのです。
旅が何ごともなく進み、絶好の調子であなたが泳いだとしたら、
岸に上がって体を洗っているときに、あなたはこう考えるでしょう。
「それも良いだろう、おそらく1回や2回なら。」
しかし次に、こう考えるでしょう。「でも何を教わったのだろうか。」
上流へ向かって泳いでいるのに、一滴の水しぶきも顔が受けないならば、
すなわち、苦痛や苦悶にたじろぐことがないなら、
何かがこう語るでしょう。「深みに飛び込め!」 「寝ぼけたままでいるな!」
「本当のやり方がわかっていない!」
あなたが思い描こうとする使命が何であっても、
川の流れにあなたは、全身で浸かっていなければなりません。
この旅は、足先をちょっと水につけるようなものではありません。
そして、あなたがどこへ向かっていようと、体を拭くタオルはいりません。
だから、やめることを考えずに、ただ、大きく息をして、
そして、全身全霊で、この旅をしてください。
人生は、学ぶためにあり、努力するためにあり、
あなたという地金を、本物の宝に変えるためにあるのですから。

 ※上記の文章は、バラ十字会が会員の方々に年に4回ご提供している神秘・科学・芸術に関する雑誌「バラ十字」(No.136)の記事のひとつです。バラ十字会の公式メールマガジン「神秘学が伝える人生を変えるヒント」の購読をこちらから登録すると、この雑誌のPDFファイルを年に4回入手することができます。

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